ピアノのペダル。
これは子供たちにとっても憧れの的。
一番右のペダルはサスティンペダルと言って
踏むと音がフワーッと広がり
なんかものすごくピアノが上手になった気になるようです。
でも
ペダルを使ってきれいな音楽にするにはコツがあります。
基本として、
かかとは床に(あるいは足台に)つけます。
そして、
足先はペダルに触れたまま静かに踏みます。
ペダルを上げるとき
無造作にパタンと上げるのではなく
静かに戻していきます。
これを演奏しながら行うので
初めての生徒にとっては一苦労。
でも、綺麗なんです。
そして大切なことは
ペダルは耳で踏む、ということ。
響いている音を聴き、
濁っていないか、綺麗に響いているか、
ペダルを上げる音がうるさくなっていないか、判断します。
また、音がずっとつながっているように聴こえるペダルは
踏みかえるタイミングを正しく行うこと。
これは実際にレッスンでお伝えしていきたいです。
少しづつペダルに慣れていくと
曲も豊かに響いてくれます。